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実力とは?/ マイワン

[ 476] 無学歴、無職歴、無実力のニートが年収500万円の正社員になる方法 - 分裂勘違い君劇場
[引用サイト]  http://d.hatena.ne.jp/fromdusktildawn/20060227/1141028008

まず最初にニートがやるべきことは、「このゲームは、正攻法でやるかぎり、どう足掻いても、絶対にニートが勝つことができないように仕組まれた八百長ゲームである」ことに気づくことだと思う。
だから、正攻法はだめだ。明後日の方角から、とんでもない反則攻撃をして、八百長ゲームのルールを食い破って勝利を強奪するような戦略で行くべきだ。
具体的にいうと、まず、そもそも、正面玄関から企業に就職面接を受けにいくのはやめとくべきだと思う。
ダンピングとは、不当に安い価格で商品を販売することで、でたらめな価格破壊を引き起し、ライバルの会社があまりの安値に利益をだせなくなって、倒産したり、市場から撤退したりして、独占を成立させてしまう手法。そして、独占、すなわち、消費者が、その会社の商品を買わざるを得ないような状況に追い込んでから、その商品の価格をつり上げて、不当に利益を得る手法だ。
もちろん、ある意味、卑怯だし、厳密に言えば、これも違法だけど、実際には、捕まることはないんだからいいんじゃない?
ただし、ニートが、会社を尋ねて「ただ働きします」と言ったところで、企業はそのニートを雇わない。なぜなら、そのニートに仕事を教えたりマネージメントしたりするコストを考えると、ただ働きをしてくれたとしても、大損するから。
企業からみれば、ニートが出す成果が、収入であり、ニートのために支払う教育コストとマネージメントコストが支出である。そして、ほとんどの職種では、支出が収入を大きく上回り、大赤字だ。まず取引として成立しない。
そこで、企業がニートに支払う教育コストとマネージメントコストが小さく、ニートでも成果をだしやすい職種を考える。
しかし、そのような職種は、たいていが、単なる単純作業である。教育コストが少ないということは、とくに教えなくてもだれでも簡単におぼえられる単純作業だということだ。マネージメントコストが小さいということは、複雑な指示出しや管理をしつづけなくても、現場が自動的に回っていくような、単純作業だということだ。
工場での単純化された組み立て作業や、ビルやオフィスのお掃除なんかのイメージだ。そんな単純作業な仕事をしていても、スキルの蓄積がなく、正社員になれたり、クリエイティブで面白い仕事なんて、絶対にありつけない。
そこで、実力のないニートでも成果のだせるような単純で簡単な仕事でありながら、いくらでも創意工夫の余地があり、累積的に実力をつけていくことができ、かつ、しだいに成果を増大させていくことができるような仕事を足掛かりにすればいい。
まず、一般に、パソコンもしくはケータイWebサイトの運用は、2種類の運用担当がいる。技術系の運用担当と企画系の運用担当である。このうち、技術系の人間が担当するような、Webサーバの運用業務は、一見単純作業に見えるが、結構なスキルが必要で、ちょっとしたことで大惨事になる。とてもじゃないが、実力のないニートに手のだせるようなものじゃない。
プロデューサーは、そのプロジェクトに割り当てる予算とか、収支計画とか、アライアンス案件だと、自社の取り分の交渉だとか、他のサイトとリンクを張り合ったり、データベースを共有するための交渉だとか、サイトのコンセプトだとかターゲットユーザだとか、収益モデルだとか、そういう、プロジェクトのフレームワークに関する仕事をやってくれる人。
ディレクターは、いわば、映画監督で、具体的に、どのようなWebページ構成にして、どのページをどんなタイトルにして、どんな文章をいれて、データベースにどんな情報を溜められるようにして、どの部分にどんな画像やFlashムービーをいれて、それをどのデザイナーに注文して、という計画をたてて、実行する人。
そして、ディレクターの下には、アシスタントディレクターがつく。小さなプロジェクトだとつかないけど。各デザイナーと、細かな打ち合わせを繰り返し、デザインの細部を決めていったり、デザイナーが作ってくれたデザインテンプレートHTMLに、実際に文章を埋め込んだりする作業をしてくれる人だ。ディレクターというか、ディレクター兼企画制作担当というところかな。
で、このうち、いきなりプロデューサーの仕事を手伝っても、世間知らずなニート君は、足手まといになるだけだ。また、デザインは、専門スキルがないと、やはり手伝えることなどない。
もちろん、だからと言って、ディレクターの仕事ができるはずもない。それもやはり、高い企画スキルが必要だからだ。
ただし、ディレクターやアシスタントディレクターの企画制作作業というのは、唯一、スキルも実力もないニート君が手伝うことのできる作業がけっこう含まれる職種なのだ。
まず、Webサイトというのは、一回作っておわりではなく、延々と更新しつづけるものだ。画像を差し替えたり、HTMLをちょこちょこと修正したり、リンクを張り替えたりしながら、サイトを日々改良しながら、ユーザを飽きさせないようにしたり、かつ、使い勝手の悪いところを直したり、分かりにくい説明文やヘルプを分かりやすく書き直したり、誤字脱字を直したり、ブラウザによって表示がズレちゃってるのを直したり、もしくは、ズレている場所がないか、しらみ潰しに調べたり、トラブルのあったユーザからの問い合わせに答えたり、ユーザからの不満をまとめてリスト化するとか。
また、情報量が多いし、技術系を含め、みんなで連携して動かなきゃならないので、大量の間接ドキュメントが発生し、意識合わせや的確な意思決定のための基礎資料の準備に追われる。自分一人の思い込みで勝手に動いたりしたら、プロジェクトがむちゃくちゃになっちゃう。たとえば、ユーザリクエストを全部いったんエクセルシートにまとめたり、広告媒体への露出とアクセスの伸びの連動グラフから、どの広告媒体を攻めるのかみんなで相談するための基礎レポートを作ったりと、あと、それらを予算計画とどう連動させるのかとか、とにかく、たくさんの内部ドキュメントが必要。複数の人間がチームを組んで、戦略的かつ計画的に仕事をする、というのは、そういうこと。
さらにサイトのアクセスを伸ばしたり、有料会員数を増やしたり、客単価を伸ばすために、やれることなど、いくらでもあるし、少しでも多くの成果を出したいので、欲張りまくって、どんどん仕事を増やしていく。
で、そのうち忙殺されて、手が回らなくなってくるので、ディレクターやアシスタントディレクターは、いわゆるバイトちゃんを雇う。自分の仕事の中から、少しでも単純化、ルーチン化できる仕事を切り出し、単価の安いアルバイトちゃんにやって貰うわけだ。
彼らは、とても忙しいので、いつもそれを真剣に考えている。彼らは、ちょっとでも単純作業がでたら、「そんなの、バイトちゃんでもできるじゃん!おまえがそんなのやってる場合かよ(怒)。」というような罵りが飛んでくる。いままで何百回となく聞いた。彼らは、猫の手でも借りたいといつでも思ってる。だから、猫の手よりはちょっとだけマシなニートの手でさえも、差しのべれば、彼らはそれすらも使おうとするモードにあるわけだ。*1
ところが、この単純作業というのが、いくらでも工夫の余地のあることが、とても多い。そもそも、けっこうよく考えなきゃならないような要素がかなり多いのに、忙しいもんだから、無理やり単純作業であることにしてしまっているケースがたくさんある。だから、企業によっては、もとは時給1000円だったバイトちゃんが、「こいつ、もしかしたら、このぐらいの作業もできんじゃないの?」とか思われるたびに、どんどん難易度の高い仕事を振られるようになり、気がついたら、一年もたたないうちに、年収400万とかのアシスタントディレクターになっているケースなんか、それほど珍しくもない。ぼくの知り合いには、そういう人がけっこういる。
で、このバイトちゃんは、具体的にどんな仕事からはじめるかというと、毎月デザイナーから送られてくる画像を、差し替えしたり、ディレクターやアシスタントディレクターから渡されたエクセルシートに書かれている指示書や、プリントアウトされたWebページに赤入れされているとおりに、HTMLを更新する作業。簡単な作業だが、それだけでも、けっこうおぼえることや考えることは多い。で、これに加えて、できそうな雑用がどんどんふってくる。アクセスの集計とか、問い合わせの集計とか。
もちろん、ここで、多くのバイトちゃんは、いつまでもバイトちゃんのままか、あるいは、使えないバイトちゃんとみなされて、切り捨てられておわりである。で、何人かに一人混じっている、正社員に登用されるバイトちゃんというのは、どこが違うかというと、一言でいうと、ボランティア精神旺盛な、お人好しな感じのバイトちゃんであることが多い。
つまり、死にそうに忙しくて、へろへろになっているディレクターやアシスタントディレクターに同情して、「みんな徹夜してまで必死にがんばっているのに、ぼくだけ、さっさと先に帰っちゃうの、悪いな。なんかもっと手伝ってあげられることないかな。」と、真剣に考えちゃうお人好し君だ。
で、自分でもできそうな簡単な作業を手伝ってあげようとするんだけど、企画制作作業って、純粋な単純作業って意外に少ない。簡単そう、単純そうに見えて、どれも、けっこうな思考とセンスが要求される。
それどころか、単に足手まといにならないように、足を引っ張らないように気を使うだけでも、かなりの勉強が必要だ。たとえば、単に、サイト更新作業の指示を受けるにしても、ただでさえ忙しいディレクターやアシスタントディレクターに、時間をかけて、かみ砕いた言葉で、一から十まで説明してもらうのは、申し訳ないと思ったら、指示を受けるのに必要な前提知識は、可能な限り、事前に勉強しておかなきゃならない。また、分からない言葉がちょっとでも出てきたら、googleするなり、本屋へ行くなりして、片端から理解していくべきだ。そうしないと、ディレクターたちに、何度も同じことを説明させることになる。そして、Webサイト企画制作作業って、必要な知識って、すさまじく多い。HTMLの知識、JavaScriptの知識、Flashで何ができるか、できないことは何か、また、エンジニアともやりとりが発生するから、基本的なWebサーバの仕組み、リレーショナルデータベースで何ができるのか、また、エンジニアやディレクターが使う「〜みたいなやつ」の「〜」を理解するには、SNS、SBM、コンテンツ、オーサリングツールなど流行りのものは、一通りざっくりと理解しておかなきゃならない。当然、エクセルの関数の使い方も、ワードの使い方もおぼえておく必要がある。
もちろん、仕事時間中に、プロジェクトの予算を食いつぶして、そんな勉強をやるなんて、非常識だ。したがって、必然的に、夜だの休日だのを使って、必要な知識は、徹底的に勉強しておくことになる。
それに加えて、単純作業をできるだけ手伝うわけだが、誰もがいやがる単純作業の中で、とても難易度が高く、かつ、それをすると短期間に一気に実力が向上するのが、議事録とりだ。まずは、これを任せてもらえるようになることを目指すのがよいと思う。
たとえば、ミーティングをしたら、必ずその議事録をとって、それをメーリングリストに流すなり、プロジェクトの共有フォルダに放り込むなり、グループウェアに入れるなりしなきゃならない。また、そこで決まったことを、関係者にきちんと知らせなければならない。そうすることで、みんなが連携して動ける。
議事録のとりかたは、会議の種類によって異なるんだけど、たとえば、プロジェクトの運営会議だったら、「だれが、いつまでに、なにをやるのか」を正確に記録しなきゃならない。また、部会だったら、今後はどのような方針やルールで、サイトやプロジェクトの運営をしなきゃならないか、仕様についての会議だったら、どの部分をどのように修正することに決まり、それらの修正を、だれが、いつまでにやるのかが、その会議で決まる。ブレストだったら、決まったことではなく、場の雰囲気や言葉のニュアンスまで必要だから、発言は、すべてそのまま文字にしなきゃならない。
ブレストの議事録だったら、ちょっとぐらいの間違いはゆるされるけど、意思決定系の会議だと、だれが、いつまでに、なにをやるかに間違いがあるようだと、しゃれにならんトラブルのもとだ。とくに、その会議に出ていない人は、議事録だけが頼りだ。そして、それらをしっかり記録するには、かなり企画内容やサイト構成などを明確に把握していないと、難しいことが多い。
で、議事録を取れるようにするには、あらかじめ、プロジェクト関係者の役割、仕事内容、業務の流れを理解しておかなきゃならない。また、それ以前に、プロジェクトの成果目標やマイルストーンも理解しておかなきゃならない。当然、プロジェクトシートの収支計画も、話の前提になっていることも多いから、それにも目を通しておく。なによりいちばん大切なのは、関係者の意図と利害関係を押さえておくことだ。だれが、なににこだわっているかを押さえておかないと、とんでもない勘違いをしてしまう。
で、議事録とりにかこつけて、会議が終わったあと、関係者に、会議で分からなかったところを、教えてもらって回ることもできる。これが、かなりポイントだったりする。
もちろん、最初のうちは、会議をすべてICレコーダーで録音し、それを自宅に持ち帰って、再生して聴きながら、議事録を補足していく。いきなり全部リアルタイムで議事録をとるなど、まず無理だ。
とうぜん、実力のないニートちゃんは、そんなつまらない作業でも、とても仕事時間内ではできやしない。だから、どんどん仕事を家に持ち帰って、十分に時間をかけて、ハイクオリティーの仕事をすればいい。いちいち3倍、5倍の時間をかけて、じっくり勉強し、調べ、資料がみやすくなるように創意工夫しながらやれば、どんどん実力がつく。
ここが、いちばん重要なポイントなんだけど、職位が低い間は、「会社からもらっている最大の報酬はスキル」であって、その資産価値に比べれば、「もらっている給料なんて、倍になろうと半分になろうと、誤差」なんですよ。
ひとたび、スキルさえゲットすれば、職位を上げられるし、その会社が出世させてくれなくても、さっさと別の会社に転職して、面白い仕事とおいしい給料をゲットできる。だから、「給料少ないのに、そんなに必死で働いてもしょうがない」ということを言っているバイトちゃんを見るたびに、「こいつら激しく頭悪いな」とよく思う。職位の低い間は、サービス残業というのは、会社にたいしてサービスしちゃう残業というより、自分自身にスキル獲得という大きなサービスをするための残業なのだから、やればやるほど、めちゃくちゃ得なのに。
また、さらに言えば、同じ仕事の質と量なら、会社は、できるだけ安い人間にやらせようとする。だから、時給200円で、ハイクオリティーの仕事をしつづければ、どんどん仕事が、それも良質の、クリエイティブな仕事が回ってくる。で、会社は、そのうちに、こんなにハイクオリティーの仕事をする人間に逃げられるリスクを意識するようになって、正社員に昇格させ、さらに、年収を引き上げ、部下を持たせて。。。となっていくわけだ。そして、それをしないようなら、いただいたスキルを武器に、さっさと転職すればいいだけ。
一方で、十分な年収をもらっている正社員の場合、かなりハイクオリティーな仕事をしても、当たり前であり、むしろ、油断して、仕事の質が落ちたら、減給されたり、最悪、職位を下げられたりする。
そして、正社員に昇格した元ニート君は、実力が十分についてきたら、隙のあるプロジェクトを乗っ取ったり、自分で企画案を考えて、会社側にプレゼンし、自分のプロジェクトを立ち上げて、プロジェクトリーダーになってしまえばいい。そして、そこまで来たら、あとは、営業でも、プロデューサーでも、部課長などの管理職でも、自分の好きな職種を目指せばいい。
また、そこまで、業務フローが見えていれば、デザイナーやエンジニアに要求されるものが何かもだいたい把握できるようになっていると思うので、そこから、自宅でこつこつエンジニアやデザイナーの勉強をしながら、少しずつ、技術やデザインの仕事も手伝うようにしながら、自分の好みの分野へ進出していけばいい。
で、この戦略の肝は、仕事の成果を上げるのに、すなわち、お金を生み出すパワーの源泉は、「知識」であるので、仕事時間のほとんどが、じつは仕事をしているようで、実質的にはスキル獲得に費やされているのだけど、知識というのは、個人に所属するものだということ。この、会社にとってはとても理不尽な構造を意識的に利用すれば、会社に搾取されるどころか、会社を搾取することができる。会社は、個人にお金を払って、個人の知識資産を増やすという構造なわけ。つまり、知識は個人のものだから、「個人は会社の知識資産を合法的に横領できる」んですよ。
だから、ダンピングなんですよ。目先の給料を捨ててかかり、どんどんスキルを横領できるポジションさえゲットしてしまえば、もう勝ちなんですよ。Webサイトの構築・運用という、典型的な知識産業における業務では、会社と個人との関係は、圧倒的に個人の方が有利なんですから。この戦法は、ようするに、知識産業における企業組織がかかえる本質的な脆弱性、セキュリティーホールから侵入する手口なんですよ。
さらにいうと、プロジェクトマネージメントがショボくて、混乱しているプロジェクトは、とても多い。そういうプロジェクトを見つけたら、すかさずその混乱を収拾して、そのプロジェクトを乗っ取ってしまうのがいい。つまり、いい人ぶって、プロジェクトリーダーやマネージャーができていないところを、どんどん手伝って、補完して上げる。それを誠心誠意やっていれば、そのうち、プロジェクトメンバーがどんどんこちら側に寝返ってきて、上司に告げ口をはじめ、気がついたら、そのプロジェクトリーダーがはずされ、自分がプロジェクトリーダーに任命されちゃうから。じつは、これをやる人は、けっこういるし、僕自身も、いままで、何度もこの手口でのし上がってきた。下克上の典型的な手口だ。また、会社側もそれを歓迎してくれる。元のプロジェクトリーダーは、プライドがいたく傷つくので、上手に面子をたててあげなきゃ、恨みを買うけどね。
ようは、プロジェクトでも、会社でも、女の子でも、株でも、底値買いがいちばんおいしいということ。いちばん混乱して、ダメダメで、希望のない状態こそ、徹底的につけこめる。だから、業務システムの完成された大企業ではなく、まだ未熟な、ベンチャー会社が狙い目だ。つけこむ余地がたくさんある。。。。
共通点は、どちらも、「将来の巨大な利権」を手に入れるために、不当な安売りをする点である。企業のダンピングの場合は、市場を独占し、消費者を搾取する利権だし、ニートのダンピングの場合は、雪だるま式に増えていくおいしい資産であるスキルという利権である。
相違点は、企業のダンピングが、自由競争市場という健全な状態を破壞し、不健全で不公正な独占状態を創り出すものであるのに対し、ニートのダンピングは、もともと不公正な状態を、反則技で逆転するという点である。
つまり、この知識社会というのは、もともと著しく不公正な社会だということだ。どう不公正なのかというと、前世紀初頭の資本家と労働者の関係にとてもよくにている。20世紀の初頭は、資本を持つものは、その資本を回転させることで、資本を増殖させ、ますます多くの資本を手にすることができた。資本を持たない者は、資本を回転させる術がないので、いつまでたっても、無産階級のままである。
知識社会では、知識/スキルを持つ人間は、知識/スキルを持つがゆえに、知識/スキルをさらに増やすポジションを、容易にゲットできるので、知識/スキルが、雪だるま式に増えていく。一方で、知識/スキルを持たないニートは、何百件企業に土下座して回ったところで、知識/スキルがないがゆえに、知識/スキルを得られるポジションをゲットすることはできないのである。正攻法で戦うかぎり、どう足掻いても、絶対にニートは勝てないような八百長ゲームになっているわけだ。
だから、ダンピングという反則技を使って、最初の知識/スキルをゲットするわけだ。そして、八百長ゲームを食い破るために、反則技を使うのは、ぼくにはそれほど卑怯だとは思えないのだ。
*2:正確には、ダンピングとは構造が異なる。ここでは、反則的な安売り、という程度のニュアンスで使っている
「真実性を求めて分析・洞察した結果、みなが幸せになれる、政治的に正しい結論になりました」というパターンのブログ記事
ここは極論を楽しむ劇場です。プロフィールページをよく読んで、真に受けたり鵜呑みしたりしないように気をつけてご鑑賞ください。

 

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