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重量とは?/ プロミス

[ 398] 質量・重量
[引用サイト]  http://homepage3.nifty.com/such/shumi/shumi3/weight.html

SI単位系では、「重量」ではなく、「質量」と表現します。これは、一般的に重量計で計測される重量の値というものが、あくまで地球の重力下での値であり、例えば地球より重力が小さな月面上では、同じ物体の重量は地球上とは異なってしまうというような問題があるからで、そのために重力の大きさに左右されない物質固有の値として「質量」を基本単位としているのです。厳密に言えば地球上においても、緯度の違いによって若干の重さの違いがあります。何やら混乱しそうですが、普段生活していく中では、一般的に使用する「重量」の値とSI単位系の「質量」の値は同じなので、特に意識する必要もないといえます。
一方、尺貫法やヤード/ポンド法など古くからの単位については、当たり前のことですが制定された当時に重力加速度のことが考慮されていたわけではありません。したがって「質量」というよりは、「重量」又は「重さ」という呼び方の方が適切でしょう。重量というのは目に見えないので量ったり比較したりするのが厄介で、長さや面積、容積などより単位の発達は遅かったようです。最初は何か基準になる重さのものを決めて、さまざまな単位が決められていきました。
中国から入ってきた度量衡の制度が元になっています。いちばん大きな「貫」という単位は日本独自のもので、「尺貫法」というのも日本独自の名称です。本家の中国では、「尺斤法」という名称で呼ばれています。食パンやカステラを数える時の1斤、2斤・・・という呼び方は、この「斤」がもとになっています。「斤」を除けばすべて10進法で単位が変化していくので、大きさの関係がわかり易い制度ですね。明治時代の初め頃までは「匁」ではなく「銭」という単位が重さの基本的な単位として用いられていました。明治時代に制定された度量衡制度で「銭」が消え、その代わりに「匁」という単位が使われるようになったということです。「匁」は現在でも真珠の取引の際に利用されている単位です。「分」「厘」「毛」は、長さの単位にもありますが、重さにおいても「匁」の1/10、1/100、1/1,000の単位として用いられています。
ヤード/ポンド法における「ポンド」というのは、もともとラテン語で「重さ」という意味の言葉で、古代ローマに由来します。一方、最初に重さの基準とされた物質は穀物の種で、「グレーン」という単位です。やがて13世紀のイギリスにおいて、450グレーンが1オンス、12オンスが1ポンドとなる関係が決められますが、現在では各単位の大きさの関係は下の表のようになっています。なお、「ポンド」を表す記号「lb」は、重さをはかるときにつかう天秤(libra)からきています。
「トン」は比較的おなじみの単位です。SI単位系には接頭語が定められているとはいえ、1,000kgのことを1Mg(メガグラム)なんていう人はほとんどいないと思います。それより1,000kg=1トンと呼んだ方がずっと親しみがありますね。「カラット」は、貴金属の重さの単位として有名です。この重さの基準になったのはキラト豆(イナゴ豆)の一粒の重さだそうで、現在ではメートル法の中で1カラット=200mgと正式に定められ、国際取引にも使用されています。「カラット」といい「グレーン」といい、重さの基準に穀物が使用されている例が多いのは興味深いです。尺貫法の元になった中国の度量衡においても、重さの単位の基準にされたのは、やはり穀物の一種であるクロキビの種であるといわれています。

 

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